「保護されていない」は、通信が暗号化されていないという意味です

ホームページを見るとき、お客さまのスマホとサイトのあいだでは、データがやりとりされています。このやりとりが暗号化されていないと、ブラウザが「保護されていない通信」と表示します。

見分け方は、アドレスの始まりです。

  • 「https://」で始まる➔やりとりが暗号化されています
  • 「http://」で始まる➔暗号化されていません

たった1文字の「s」のちがいです。
けれど、この「s」があるかないかで、お客さまに見える表示が変わります。

フォームに書いた内容が、のぞかれるおそれがあります

暗号化されていない通信は、たとえるなら、封筒に入れずにはがきで送る手紙のようなものです。届くまでのあいだに、だれかに読まれてしまうおそれがあります。

とくに気をつけたいのは、お問い合わせフォームです。お客さまは、次のような情報を書きこみます。

  • お名前
  • 電話番号やメールアドレス
  • ご相談の内容

カフェなどのフリーWi-Fiを使っていると、こうした内容が、悪意のある人に盗み見られる危険があります。お客さまの大切な情報を守るためにも、暗号化は欠かせません。

お客さまが、ページを閉じてしまう

「保護されていない」という言葉を見て、安心できる人はあまりいません。中身がどんなに良いサイトでも、その表示だけで「なんだか怖いな」と、ページを閉じてしまう人もいます。

さらに、この表示はこれから目立つようになります。Googleは、ブラウザのChromeで、2026年10月のバージョンから設定を変えると発表しています。暗号化されていないサイトを開こうとすると、ページが表示される前に、確認の画面が出るようになります。

つまり、お客さまはサイトの中身を見る前に、「このまま進みますか?」とたずねられることになります。ここで引き返されてしまうと、せっかくのホームページが読まれません。

直すには、SSLの設定が必要です

「http://」を「https://」にするには、SSL(エスエスエル)という設定を入れます。むずかしそうに聞こえますが、いまは多くのレンタルサーバーで、無料で設定できるようになっています。

作業は、大きく分けて次の3つです。

  • サーバーの管理画面で、SSLを有効にする
  • 「http://」で開いた人を、「https://」のページへ自動で案内する設定をする
  • サイトの中の画像やリンクも、「https://」に書きかえる

3つめを忘れると、設定したはずなのに表示が消えない、ということが起こります。ご自分での作業が不安なときは、サイトをつくった会社や、サーバーの会社に相談してみてください。